優登日の箱の中 ゆうとひのはこのなか

強く優しく生きられる道を探しています。

ひそかに感激


めらめらと

燃えるような

強さより


ずいぶん

ひかえめな

弱さをえらぶ


激しく

ぶつからなくなり

わたしの足りないもの

補われていく


大きな夢は

遠いのか

近いのか

わからないけど


今、

大切にしてる世界

続く平和を

祈りながら


しずかな言葉

涼しい風

落ち着いた笑み

ひそかに感激

青い空

細い道

細い道を切り開いて

がむしゃらに

進んできた人


後から続くなら

苦労は避けたいところ

でも

通らねばならない

難しいところがある


立て看板

小さすぎて

なかなか

わからない


さわやかな

青空の下

おにぎり食べて

ひと休み


おいしさに

救われて

またがんばれるね

間違えず

進めてみよう


通りすぎなければ

得られないもの

つかんでいくのかな

とにかく

慎重に

真剣に


先行く人

後から続く人

それぞれの思い

優しさに変わる

貴重なご縁

感謝して




わたしの芯

朝の雨も

ひとやすみ

陶器街を訪れた


店の奥

ガレージにたどり着いたとき

母のかおりがした


元気だった頃

いっしょに

好きなもの

見せあって

笑ったところ


近くのぬるめの温泉と

ハーブのカフェ


海をやっぱり眺めて

いっしょに

思い出を写したね


遠慮がちに笑う

母がよみがえって

寂しくなる


強く生きた母

背中をみて

学んだこと


わたしの芯

母が一番

わかっていた